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アニメ『十二国記』 1クール目の感想

前々から良作だと聞いていて気になっていたアニメに、ついに手を出しました。
しかし全45話か・・・。いつ見終わるのか、一抹の不安はあります。
まぁ、無事に1クール目を見終わったので、感想を書いていきます。
当然ネタバレありなのでご注意を。

では【続き】へ。

『十二国記』を見てまず思ったことは、
「おいおい、こいつホントに面白いのかよ?」
でした。
いや、ね、事前知識無し、アニメについての詳細情報無しで『十二国記』を見れば誰でもそう思うはずですよ?最初の3話くらいなんて、話も見えず面白さもなく勢いもなく、すごくつまらないですもの。

しかしそれからは徐々に面白さの片鱗が見え始めていきました。
そして7話。これは凄く良かった。
典型的な「いい子」であった陽子は、蝕であちらの世界に飛ばされ、巧国民から悪意を向けられたりおばちゃんに騙されたり杉本さんに裏切られたり蒼猿にからかわれたりして、今まで自分というものが何もなかったことに気付き、安易に非行に走ろうとしてしまします。
しかしそのとき(略)といった人々と出会い、今までの自分を安易に否定する今の自分がどれほど愚かなのかということを知り、自力での更正に成功します。

そのときの蒼猿との、
蒼猿「バカかお前は?あいつはお前を利用するために助けたんだぞ?善意で助けた訳じゃ・・・」
陽子「善意でなくてもよかったんだ。あたしを助けてくれたことには、変わりはない。」
蒼猿「・・・!あいつはお前を信用させて・・・、お前を利用して・・・!そしてお前を裏切るんだ!」
陽子「裏切られたっていいんだ!裏切られたって、裏切ったやつが卑怯になるだけだ!」
蒼猿「お前も裏切らないと生きていけないんだよォ!」
陽子「私は死なない・・・!卑怯者にもならない!」
  「善意でなければ信じられないか!相手が優しくしてくれなければ優しくしてはいけないのか!?」
  「そうではないだろう・・・?」
  「あたしが相手を信じることと、相手があたしを裏切ることとは、・・・なんの関係もなかったんだ」
  「そうだ、あたしは一人だったんだ。」
  「だから、あたしのことは、あたしが決める!」
  「あたしは、誰も優しくしてくれなくても、どんなに裏切られたって、誰も信じない卑怯者にはならない!」
といったやりとりがありました。
さんざん裏切られて「結局は独りなんだ」と膝を抱えてうずくまっていたが、そうではないことに気付き「結局は独りなんだ」と、世界も他人も関係なく自分を自分として生かしていこうと決心したシーンです。
ここが好き。すごく好きです。陽子さんステキ。凛々しすぎてやばい。
人は自分の生きたいように生きるべきですね。本当に。
このシーンのあとは『十二国記』を安心して見ることができました。さすがNHK、余裕綽々のスロースターター。

で、蒼猿のことですけど、やっぱりこういうとき(自分と自己の間でケリを付けるとき)のモチーフに選ばれるのは猿なんですね。
なぜなのか、と考えてみたのですが、おそらく以下のような理由だと思います。
・人間に一番似ている動物は猿(それは猿と人間の祖先は同じだからだが、物語が作られ始めた頃はそんなことは知らなかっただろう)
・両者の決定的な違いは「意識的か無意識的か」ということ(または自然発生か否か)
・人間は意識の象徴、猿は無意識の象徴
・また、この段落の最初の文にある言葉を引用すると「自分」が意識、「自己」が無意識
・よって、自然にわき上がってくる無意識の誘惑を人間が理性で(意識的に)断ち切る、といったシーンには人間と猿という対比がよく使われる
詳しく書けばこのテーマだけで考察記事を一つ書けるくらいのボリュームになってしまうので、ところどころ論理的に繋がっていないところもありますが、そこは補完しておいてください。

で、1クール目も後半に突入します。感想も1クール目の後半について書かれます。
ようやくこの世界がなんなのか、どういったものなのか、といったことが明かされ始めます。
そのなかで、麒麟と王の役割について興味をそそられたので、それについて考えてみました。

麒麟 → 常に正しく、考えが浅い
王 → 正しいとは限らず、愚かで、深く考えることができる

そんな感じで、麒麟=偽善、王=良くも悪くも在ることができる、といった構図なんでしょうね。
今後はそこについて深く描いてくれることに期待しようと思います。
2クール目からにも期待しています。

というかこれ、同じNHKアニメの『精霊の守り人』の原型にもなっているんでしょうかね。
「あたしは獣だ!」とか、OPの入りが雲を突き抜けて景色が見えることだったり、いろいろと『精霊の守り人』を思い出すことが多い。
『精霊の守り人』の神山監督は引用好きそうだからなぁ・・・。もしかするともしかしていたのかもしれません。

とりあえず以上です。
2クール目を見終わったらまた感想を記事にすると思います。

では。
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